婚活を進めるうえで避けて通れないのが「結婚相手に求める条件」。年収・外見・住む場所・家族観…挙げればキリがありません。では、実際にいくつくらい叶えば幸せな結婚に足りるのでしょうか?福岡・天神の婚活カウンセラーが、現場の視点で解説します。
条件が多すぎると、出会いは減る
「理想が高い=欲張り」ではありません。多くの場合、“本当に譲れない条件”が整理できていないだけです。条件を10個並べても、それらを最初から満たす人はほぼいません。現実的には、6〜7割叶えば十分に“相性が良い”範囲と考えましょう。残りの3〜4割は、関係の中で育てたり調整できる部分です。
「条件」よりも「方向性(ベクトル)」を見る
数字やスペックの一致より、考え方の方向が近いかを確認しましょう。
- お金:年収そのものより「使い方・貯め方・投資への姿勢」
- 休日:趣味の一致より「過ごし方のテンポ(静・動/内外)」
- 家族観:理想論より「親への距離感・行事への関わり方」
ベクトルが合う相手は、長い目で見て安心と信頼が積み上がります。
条件を絞ると、むしろ出会いは広がる
条件を3〜5つに絞ると、紹介されるお相手の幅が一気に広がります。「理想とは少し違うけれど、居心地がいい」という関係から、自然な恋愛や信頼が生まれることは珍しくありません。
「条件を減らす=妥協」ではない
条件を見直すのは自己矮小化ではなく、自分が大切にしたい価値の明確化です。
- 見た目より安心感
- 年収より誠実さ
- 家事スキルより思いやり
- 学歴より人生観の近さ
軸が定まると、交際中の迷いも減り、相手への信頼も育ちます。
伝え方で印象は変わる:条件は「共有したい理想」として
最初から細かく伝えすぎると、評価されているように感じさせることがあります。相手と共有したい価値観として柔らかく伝えましょう。
- ✖「年収◯◯万円以上」 → ◎「将来、生活や子育てを一緒に支え合える関係が理想です」
- ✖「家事は分担してほしい」 → ◎「得意分野を活かして家事を分け合えたら嬉しいです」
「愛想をつかされないか不安」への答え
問題は条件の有無ではなく、相手の意見を受け入れる余白があるかどうか。「あなたはどう考えますか?」と問える姿勢が、対話の安心感を生み、価値観の調整を可能にします。
実践ステップ:条件整理のワーク(5分)
- 全部書き出す:思いつく条件を制限なく並べる(2分)
- 3分類:「必須」「できれば」「あると嬉しい」に仕分け(2分)
- 言い換え:スペックを価値観の言葉に翻訳(1分)
例:年収→「生計を共に支える姿勢」/学歴→「学び続ける態度」
6〜7割叶えば十分。残りは二人で育てればいい
結婚はゴールではなくスタートライン。最初から100点を求めるより、一緒に100点をつくるほうが、長期の幸福度は高くなります。
まとめ
- 条件が多すぎると出会いが減る
- 6〜7割叶えば十分に幸せを目指せる
- 条件より方向性・価値観の近さを重視
- 伝え方は「共有したい理想」として柔らかく
- 結婚は“完成品”を探すより“共同作業”で育てる
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