人生の分岐点|選ばなかった道と恋愛・結婚の心理学

男女がハート型のプレゼントを渡し合うイラスト。恋愛心理・コミュニケーションに関する記事用アイキャッチ画像。

恋愛や婚活では、「もしあの時別れなかったら」「あの人と結婚していたら」と、
選ばなかった道を想像してしまう瞬間があります。

人生の分岐点で迷ったり、後悔を感じたりするのは自然なことで、
心理学ではこれを“反事実思考”といいます。

選ばなかった未来は、現実には存在しない“心が作る仮想のストーリー”。
それでも、その思いは未来の選択をより良くする大切な材料になります。

この記事では、人生の分岐点にある選択をどう捉えたら前向きになれるのか、
恋愛・結婚の観点からわかりやすく解説します。

この記事の内容

人生にはいくつもの分岐点がある

恋愛や婚活をしていると、「あのとき別れなかったら、今頃どうしていただろう」「もしあの人と結婚していたら…」と、選ばなかった道を想像してしまうことはありませんか?

こうした気持ちは特別なことではなく、人が“未来を考えながら生きる存在”である証です。選ばなかった道を思い浮かべることは、心理学では反事実思考(カウンターファクチュアル)と呼ばれ、誰にでも起こる自然な心の動きです。

そしてその思考は、後悔を生むだけではなく、むしろ「これからどう生きたいか」を考えるきっかけにもなっています。


選ばなかった道はどうなっているの?

選ばなかった未来は“脳がつくる仮想の未来”

人は、過去の選択肢を思い浮かべながら「別の未来」を想像することができます。しかしその未来は、現実には存在しません。私たちの脳が、今の感情や状況をもとに描き出した仮想のストーリーにすぎないのです。

たとえば、あの人と別れなかった未来、他の人を選んだ未来、もっと早く婚活を始めた未来…それらは現実の証拠がないまま、「いまの悩みや不安」を元に作られています。

“選ばなかった未来”は、現実より美化されやすい

特に今が不安なときほど、人は「選ばなかった道」のほうが良かったと思い込みやすい傾向があります。これは脳の自然な癖であり、決して弱さではありません。

つまり、選ばなかった道を考えて苦しくなるとき、それはむしろ「もっと幸せになりたい」という心の願いが表れているのです。


恋愛・婚活でよくある“人生の分岐点”

あの時、別れなかったら

多くの人が一度は考えるテーマです。しかし、別れを選んだのには必ず理由があり、その決断は当時のあなたが最善を尽くした結果でもあります。

あの人と結婚していたら

「もし結婚していたら、もっと幸せだったかも」と思うこともあるでしょう。でも、その未来が本当に良かったかどうかは誰にもわかりません。結婚は“条件”よりもタイミングと相性と覚悟で決まります。

もっと早く婚活していたら

多くの人が感じる後悔ですが、婚活に早い・遅いはありません。むしろ「今の自分が真剣になれた時」が最適なスタートタイミングです。

マッチングアプリではなく結婚相談所を選んでいたら

これもよくある分岐点ですが、どの手段を選んでも学びがあります。大切なのは「どんな出会い方か」ではなく、あなたがどんな未来を望むかです。


どちらの道が正解ではなく「選んだ道が正解になっていく」

人は選んだ道を“正しいもの”にしようとする

心理学では選択の一貫性(セルフコンシステンシー)という概念があり、人は自分の選択を肯定しようとする傾向があります。

つまり、どの道を選んでも、あなたはその道をこれから正解にしていけるということです。

未来は “選ぶもの” ではなく “つくるもの”

恋愛も結婚も、ひとつの選択で全てが決まるわけではありません。小さな選択の積み重ねが、あなたの未来をつくります。

大切なのは、「あの時どうするべきだったか」ではなく、“これからどうしたいか”です。


選ばなかった道にも意味がある

後悔は未来の選択をよくするための材料

後悔は悪い感情ではありません。心理学では、適度な後悔は次の選択をより良くするための機能があるとされています。

失敗したと思う選択も、実は未来のあなたの強さになっているのです。

迷いは“本当の価値観”に気づくサイン

選択に迷うとき、それはあなたの心が何かを伝えようとしているサインです。「どんな人生を望んでいる?」「どんな愛を大切にしたい?」その答えが見えたとき、次の一歩が見えるようになります。


さいごに:今の選択こそが、これからの未来をつくる

選ばなかった道は、もう現実には存在しません。しかし、その道を考えて揺れた気持ちや後悔は、すべてあなたの未来の選択を強くする力になります。

大切なのは「過去」ではなく、今、何を選ぶか。その積み重ねが、あなた自身の未来をつくっていきます。

反事実思考は、決して人を苦しめるためだけにあるものではありません。
むしろ「あの時こうすればよかった」という気持ちは、未来の選択をより良くするヒントになります。

過去の選択を見つめることで、本当に大切にしたい価値観が浮かび上がり、
“あの選択でよかった”と心が落ち着くこともある。

反事実思考は、あなたを前に進めるためのやさしい心の働きなのです。

天神マリッジラボでは、恋愛と婚活の専門家として、あなたが未来に迷ったときの伴走をしています。人生の分岐点で悩んだときは、いつでもご相談ください。

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この記事の監修・執筆者

松本 明子(天神マリッジラボ 所長)
保健師・婚活カウンセラーとして、心と体の両面から婚活をサポート。
プレコンセプションケアと心のサポートを組み合わせた「ウェルネス婚活」を運営中。

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